エコカー補助金の申請状況、9月に入って1日の申請件数で1万台を超えたのは、3日、7日、10日、12日の4日。

次世代自動車振興センターが9月13日に公表したエコカー補助金の執行状況によると、9月12日までの補助金の申請金額が2602億円となり、補助金予算額2747億円に対して残額が145億円となった。

9月6日から9月12日までの申請金額をみると、6日が8.9億円、7日が12.6億円、10日が16.3億円、11日が8.8億円、12日が10.1億円と、一週間(5営業日)の申請金額の合計は56.7億円、一日あたりの申請金額を平均するとおよそ11億円となっている。

また、申請件数でみると、9月に入って1日の申請件数が1万台を超えたのは、3日、7日、10日、12日の4日だけ、あとは1万台を割る日が続いている。

申請で表れる数字は登録や届け出がされナンバーが付いた車、実際にユーザーが新車を契約したのはほとんどが数か月前のものとなり、契約の場面では補助金切れを了承して購入が行なわれたとみられる。メーカー側でも補助金切れでも同等の金額を補償するキャンペーンを展開メーカーもあれば、既に補助金に関する情報掲載を取り止めるメーカーもあり、対応はまちまちだ。

日本自動車工業会が公表する「新自動車取得税・自動車重量税の減免措置対象台数」によると、補助金の対象ともなるエコカー減税対象車の総販売台数(中・重量車を除く)に占める比率は直近4か月の推移をみるとおおよそ4月の7割から7月には8割近くにまで高まった。

9月の申請件数から新車販売台数を予測すると、申請件数は月末に集中する傾向もあるので1日の申請件数を1万5000台と仮定。1万5000台×20営業日で9月の申請件数は約30万台と予測できる。自工会の数値を参考にすると、補助金対象車は総販売数の約8割を占める。つまり、試算した30万台が補助金対象車で、これが全体の8割とすれば9月の新車販売台数は37万5000台と予測できる。2011年9月の新車販売台数46万2190台。2012年9月の新車販売は前年比で大幅減となる可能性がある。

実際に前回の補助金終了時も、2010年10月の新車販売は30万4326台と前年の2009年10月の39万6042台から大幅減を記録している。その後、数か月も2〜3割の下げ幅が続いたので、今回も反動減は避けられないであろう。

9月12日時点での補助金交付状況