5日午後9時55分ごろ、北海道室蘭市内の展望台から乗用車が転落する事故が起きた。翌朝に行われた捜索で、約100m下に転落していたクルマを発見。運転していた21歳の男性は発見から約5時間後に救出されたが、まもなく死亡が確認されている。

北海道警・室蘭署によると、現場は室蘭市母恋南町4丁目付近の金屏風展望台へと続く市道で、カーブが連続する区間。乗用車は金属製のフェンスを突き破り、海側へ転落した。

衝突音を聞きつけた近隣住民が警察へ通報。破損したフェンスと、近くに脱落した状態で転がっていた前部バンパーから「転落事故が起きた」ということは判明したものの、クルマの様子は確認できなかった。

翌朝から海上保安庁・室蘭海上保安部の巡視艇が海から捜索を行ったところ、路面から約100m下の海岸に突き刺さるように直立した状態で大破したクルマを発見。近くには運転者とみられる男性も倒れていたが、海側から接近することはできず、崖の上から消防のレスキュー隊員が降下することになった。

しかし、現場が断崖絶壁であることから救出までには約5時間を要し、男性は収容先の病院で死亡が確認された。後の調べで、同市内に在住する21歳の男性と判明している。

現場は丁字路交差点となっており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。