幸せな感情を表す言葉(5つ選択)

産業能率大学は、950人のビジネスパーソンを対象に、擬音語などの感性的な表現(オノマトペ)を用いて、仕事・職場の状態の認識を尋ねる調査を実施した。

調査の目的は、日本語特有のニュアンスを基に、ビジネスパーソンが仕事・職場の状態をどのように感覚的に認識しているのかを探るため。8月3日から6日の4日間、20代から50代のビジネスパーソンを対象に、インターネット調査会社を通じて実施した。

「イキイキ」「ワクワク」など、幸せな感情を表すと考えられる35項目の言葉を示し、自分の幸せの感情とぴったりくるものを5つまで選択してもらったところ、もっとも回答割合が高かったのは「ワクワク」で39.8%だった。これに「ほんわか」(33.7%)、「ニコニコ」(31.7%)が3割以上で続いた。

一方、性別でみると、男性は「ワクワク」が43.1%、女性は「ほんわか」が39.0%でもっとも高く、「ワクワク」は2番目の36.4%だった。女性の場合、もっとも高い割合の言葉は年代別でも異なり、20代は「キラキラ」、30代は「ほんわか」、40代は「ニコニコ」、50代は「ほんわか」だった。

また、この1年間で、仕事をしていてワクワクする感情を抱く頻度を尋ねたところ、「ない」が47.6%でほぼ半数を占め、「よくある」は4.1%にとどまった。

役職別にみると、「ない」は、おおよそ役職上位ほど少なく、経営者・役員は15.4%にとどまっている。職種別では、「ない」が比較的低いのは研究開発職、営業職、企画職。一方で製造職は「ない」が6割を超えている。業種別で「ない」がもっとも低いのは教育関連・コンサルティング業で、逆に高いのはソフトウェア・情報処理業。ソフトウェア・情報処理業は「ない」が高いうえに「よくある」が0%で、ワクワク感とは縁遠い結果となった。

さらに、職場の雰囲気について、「ワクワク」という言葉がどの程度当てはまるかを尋ねたところ、「ある」(当てはまる+どちらかと言えば当てはまる)は、13.8%にとどまった。「ない」(当てはまらない+どちらかと言えば当てはまらない)は50.3%と半数を超えた。また、女性で幸せな表現の回答がもっとも高かった「ほんわか」では、「ある」は17.4%にとどまり、「ない」は半数近い46.7%に達した。

仕事を通じてワクワク感を抱くこと/ワクワクした職場?