TSテックの海外拠点

ホンダ系部品メーカーで、昨年の洪水被害を受けたタイの工場を移転する動きが相次いでいる。

TSテックは、タイ現地法人のTSテック(タイランド)が新工場を建設すると発表した。

昨年10月に発生したタイの洪水で、サハラタナナコン工業団地(アユタヤ県)に立地するTSテック(タイランド)は、約6カ月間の操業停止となった。現在、復旧も完了し正常に稼働しているが、将来にわたる水害リスクの回避を目的に、ヘマラート工業団地(サラブリー県)に新工場を建設し、現在の生産工場から生産を移管することにした。

新工場は、安定的な事業継続に加え、最新技術の導入などによって生産効率向上、環境負荷の低減、品質保証体制の充実を図る。新工場の投資額は約8000万バーツ(約20億円)で、2013年9月から稼働する予定。

タイ洪水では、同じく被害を受けた丸順も新工場の建設を決定しており、ホンダ系サプライヤーを中心に、今後もリスク回避に向けた動きが加速しそうだ。