27日午後10時25分ごろ、滋賀県東近江市内の農道で、直前までパトカーの追跡を受けていた乗用車が路外に逸脱。そのまま用水路に転落する事故が起きた。クルマは大破し、運転していた25歳の男性が死亡している。

滋賀県警・近江八幡署によると、近江八幡市白王町付近の県道をパトカーでパトロールしていた同署員が、はみ出し禁止区間で前走車を強引に追い抜いた乗用車を発見。停止を命じたが、クルマはこれを無視して逃走した。

パトカーはただちに追跡を開始。約1kmに渡って追走したが、クルマは100km/h超の速度で逃げ続けたことから、危険と判断して追跡を中止。クルマの逃走方向へ進行していったところ、東近江市大中町付近の農道から逸脱し、用水路に沈んでいるクルマを発見したという。

クルマは大破しており、運転していた彦根市内に在住する25歳の男性は近くの病院へ収容されたが、約1時間30分後に死亡した。溺死とみられている。

現場は丁字路交差点。クルマは突き当りまで進み、そのまま用水路を飛び越えて対岸側に衝突。水路側へ弾き飛ばされ、そのまま水没したものとみられている。用水路側にガードレールなどは設置されていなかった。

警察では運転者が前方に水路があることを認識せず、速度を維持したまま路外に逸脱したものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。