ロシア新エンジン工場の建設を発表するフォルクスワーゲングループ取締役会のマルティン・ヴィンターコルン会長(左)

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは8月28日、ロシアに2億5000万ユーロ(約245億円)を投資して、新たなエンジン工場を建設すると発表した。

新工場は、ロシア南西部カルーガの既存工場に隣接する用地に建設。工場の面積は3万平方mだ。2015年から、「EA211」と呼ばれる新型1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジンを、年間15万基生産する。

今回の新工場建設は、ロシア政府が2011年5月に発表した政策と密接に関係。この政策は自動車メーカーに対して、2016年までにロシアで販売する新車の30%に、ロシア製エンジンを搭載することを求める内容だ。新工場が稼働すれば、フォルクスワーゲングループはロシア政府が求める基準を満たすことが可能になる。

フォルクスワーゲングループ取締役会のマルティン・ヴィンターコルン会長は、「ロシアはフォルクスワーゲングループにとって、大きな成長が見込める市場。2018年までに、年間50万台を販売するつもりだ」とコメントしている。