イオンは、太陽光パネルを全国のスーパーやコンビニの屋上などに設置し、2020年度までに発電能力を合計20万kWにすると発表した。電力は売電する。

9月1日から実施する新しい環境目標、2020年度に向けた「イオンのecoプロジェクト」の一環。同社は現在、太陽光パネルを160店舗に設置、発電能力は合計1万3000kW。これを2020年度までに、一般家庭4万5000世帯分の電力をまかなえる20万kWに引き上げる。

発電した電力は7月から開始された再生可能エネルギーの全量買取制度を利用して売電する。売電による収益は、太陽光以外も含めた再生可能エネルギーへの再投資や、電気自動車(EV)充電設備、自家発電設備の整備に充てる。

一方、プロジェクトは、創電設備の拡充とともに、エネルギー使用量の削減にも取り組む。具体的には、2020年度に2010年度比でエネルギー使用量を50%削減する。50%の内訳は空調設備で18%、照明で17%、冷ケースで10%、BEMS(ビル・エネルギー・マネジメント・システム)などによる電気使用量の見える化や制御で5%。

また、新店舗では、既存店舗の平均比でCO2排出量を50%削減した「イオンの次世代エコストア」を開発する。