不二越は8月28日、同社と米国子会社が、米国ベアリング販売代理店からベアリングの取引での競争を制限し、被害を受けたとして提訴されたと発表した。

ベアリングの価格カルテルで起訴されているジェイテクト、日本精工、NTNも同様に提訴されている。

不二越は、米国ミシガン州東部地区連邦地方裁判所から、ベアリング販売代理店のマクガイア・ベアリング・カンパニーが、不二越と米国子会社のNACHIアメリカを提訴したとの通知を受けた。マクガイアは、ベアリング販売代理店を代表しており、他にも米国で同様の訴訟を提起されている模様で集団訴訟となる見通し。

原告らは、ベアリングの価格カルテルで、不当に高い商品を購入させられ、被害を受けたとして損害賠償、対象行為の差止めを請求しているが訴状には、請求金額の記載は無い。

不二越では、訴訟の結果として業績に影響を及ぼす可能性があると、している。

東京地検特捜部は、日本精工、不二越、ジェイテクト、NTNのベアリング大手4社が価格カルテルを結んでいたとして、公正取引委員会の強制調査の前に違反を自主申告したジェイテクトを除く3社と当時の担当役員7人を起訴している。