ポルシェ カレラカップ ジャパン 特別戦

8月26日、PCCJ(ポルシェ カレラカップ ジャパン)スペシャルラウンドがオートポリス(大分県)開催された。今回はPCCJ九州初上陸。チャンピオンシップ対象外ながら、カップカーによる初の耐久レースとして、30周(最大レース時間70分)で争われた。

レースは、タイヤ交換と給油は各1回ずつを含む1回2分間のピットインが3回義務づけられる特別規則で行われた。

スターティンググリッドは賞典外エントリーの#14坂本祐也、#3安岡秀徒、#6 ARTE ROSSI、#77 MUSASHI、#29滝澤智幸の順。スタート進行と同時に雨が降り始め、路面は完全にウェット。スタート直前に雨は止んだが、ポールポジションの#14坂本、#77 MUSASHIはドライタイヤで臨み、他車はウェットタイヤにチェンジ。早くもここで戦略が分かれた。

好スタートを決めたのは#3安岡。#14坂本を抜きトップで1コーナーに入っていく。後方では#29滝澤が#77 MUSASHIを抜いていた。1周終了後にピットに入ってきた#3安岡は、ウェットタイヤからドライタイヤへ変更してすぐにコースへ復帰した。

トップを淡々と走っていた#14坂本は15周終了時にピットに戻りタイヤ交換。先にタイヤ交換していた2番手#3安岡との差はこれで7秒199となったが、#3安岡は16周目終了時にピットインして給油とドライバー交替(安岡→江本玄)。ここで#3 江本はアウトラップの第2ヘアピンでスピンを喫してしまい、大きくタイムロス。順位こそ落とさなかったが、20周目終了時に給油に入った#14坂本との差は約1周近くまで開いてしまう。

全車が3回ピットの義務を済ませた段階でのトップは#14坂本、これに#3江本、#6 ROSSI、#77 MUSASHI、#29滝澤が続き、#3江本のみがトップと同ラップというオーダーのままででレースはチェッカーを迎えた。

トップチェッカーを受けた#14坂本は「スタート時は濡れた路面でのスリックタイヤ走行でドキドキしたが、ピットではスタッフが完璧な仕事をしてくれた」と笑顔を見せた。

PCCJクラスで優勝を飾った#3江本/安岡組は「僕のスティントでタイヤ交換するものと思っていたが、替えてくれなくて、最後は泣きながら走っていた(苦笑)。最初の雨で戦略がすべて崩れた」(江本)、「坂本選手を追いかけている時、早くタイヤがタレてこないかなと思っていたが、こっちの方が早くタレてしまって。でも長いレースだからこそ学べるものも多かった」(安岡)と語った。

ポルシェ カレラカップ ジャパン 特別戦 ポルシェ カレラカップ ジャパン 特別戦 ポルシェ カレラカップ ジャパン 特別戦 ポルシェ カレラカップ ジャパン 特別戦