トヨタ TS030 ハイブリッド(写真はルマン仕様)

24日、FIA・WEC(世界耐久選手権)第3戦シルバーストーン6時間レースの公式練習で、『TS030ハイブリッド』1台を出場させるトヨタ・レーシングは、アレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエール、中嶋一貴の3名のドライバーが、2回の公式練習でステアリングを握った。

今回、トヨタ・レーシングは、TS030ハイブリッドにル・マン仕様よりも高いダウンフォースを生み出す新しい空力パッケージを装着してシルバーストーンに持ち込んだ。この空力仕様は今シーズン残りのWECシリーズ全戦で採用されるという。

24日の公式練習は、90分間の最初のセッションが午前11時30分に始まり、ラピエール選手がまずステアリングを握りセットアップを行った。続いて中嶋選手、ブルツ選手が運転を引き継いだ。

各選手、TMGのドライビングシミュレーターでトレーニングを成果を発揮。公式練習1回目は1分46秒010のタイムで2位、公式練習2回目は1分47秒084で4位につけた。

ブルツ選手「クルマのバランスに関してもう少し詰めなくてはならないが、今日の結果を見る限り、その問題は解決するはずだ。TS030 HYBRIDは新しい空力パッケージでより大きなダウンフォースを得ており、シルバーストーンのようなコースでは効果を発揮すると信じている」

ラピエール選手「ダウンフォースとトップスピードの理想的な接点を見付けなければならないが、セットアップの方向性は間違っていないと思う。TS030 HYBRIDは高速コーナーで最高の走りを得られたので、新しい空力パッケージが効果を発揮していることを確認出来た」

中嶋選手「今日は遅いクルマも多く、クリアラップを見付けるのに苦労した。まあ、今日は新しい空力パッケージとタイヤに関して勉強の日になった。TS030 HYBRIDは非常に戦闘力が高そうで、全体としては全体に良い初日だったと思う」

とTS030ハイブリッドの仕上がりについてそれぞれコメントしている。

25日は、公式練習が午前にも行われ、TS030ハイブリッドが出走するLMP1、LMP2クラスの予選が午後に行われる。26日は、正午(現地時間)に6時間レースがスタートする。

トヨタ TS030 ハイブリッド(写真はルマン仕様) トヨタ TS030 ハイブリッド(写真はルマン仕様)