日本精工は、同社と米国子会社がベアリングの取引に関する競争を制限したとして、ベアリング販売代理店から提訴されたと発表した。同様の提訴を複数受けている可能性があるとしている。

同社と米国子会社NSKアメリカズは、ベアリング製品の取引に関する競争を制限したとして、ベアリング購入者などの代表を名乗る原告から、ミシガン州東部地区連邦地方裁判所に集団で提訴された。

原告は、ベアリングの販売代理店のマクガイアベアリングカンパニーで、訴訟で被告らに対して損害賠償、対象行為の差し止めを請求しているものの、訴状には請求金額の記載は無い。

日本精工は提訴を受けて「正当性を主張して争っていく」としている。また、今後も同様の訴訟が提起される可能性があり、訴訟によって業績にも影響が及ぶ可能性があると、している。

東京地検特捜部は今年6月、価格カルテルを結んでいた疑いで、日本精工やNTN、不二越の3社と当時の担当役員らを起訴している。