ミラージュ専用メモリーナビ。7型W-VGAモニター採用のクラリオン製だ

三菱自動車の新型『ミラージュ』のプレス向けの試乗会で、試乗車の1台に搭載されていたカーナビは、クラリオン製の7型AV一体型メモリーナビ(「MZ608916」)。ディーラーオプションで装着でき、価格は11万8650円となっている。

このクラスにして高精細な表示を可能にするWVGAモニターを採用しているが、地デジはワンセグのみの対応で、DVD再生は非対応。せっかくのWVGAモニターがちょっともったいない感じだ。AV機能を思い切って省いたことで低価格を実現したのだろう。なお同じくクラリオン製に「MZ608915」というモデルがあり、こちらはDVDやフルセグ、Bluetoothに対応しているモデルもある。

とはいえ廉価版のMZ608916でも、別売のケーブルを接続すればiPodやUSBメモリーも楽しむことができ、iPodに収録したビデオ映像も再生できる。ディスクドライブはCDのみが再生できる。また、ビデオ入力にも別売ケーブル経由で対応する。リアビューカメラは4万740円のオプション装着となっている。

内蔵メモリの容量は8GBと必要にして十分な容量。心当たりの施設や住所を数件検索してみたが、すべて正しく特定できた。メモリーということもあり、データ検索やルート探索はきわめてスムーズで、使っていてストレスは感じなかった。

クラリオンが進めるナビ内アプリ環境「CARDGET(カージェット)」にも対応しているようで、試乗車に装着のナビには「美人時計」が収録されていた。お気に入りの美人時計は保存して壁紙とすることもできる。また、ルート探索時は複数ルートから「省エネルート探索」を選択でき、道路の勾配を考慮したルートが走行可能になる。

ところで、冒頭で“ミラージュ専用”であることに触れたが、それはミラージュの車形に合わせた音響上のイコライザー設定が施されていることだ。あらかじめプロのチューナーが設定を行っているとのことで、最適なパラメーターによる高音質サウンドが楽しめるというわけだ。

試乗会を通じた短い時間ではあったが、使った感触ではワイド2DINによって操作スイッチも押しやすく使い勝手は良好。車両価格が100万円強のミラージュにとって、ほぼ1割の出費となるが、コストパフォーマンスとしては十分納得いく製品に仕上がっていると感じた。

試乗車はミラージュ「M」。真ん中のグレードで価格は118万8000円 クラリオンの市販ナビ「smoonavi」と共通のメニュー画面 目的地検索メニュー。SDカードを辻手PCとの連携もできる「チズルサーチ」もある CARDGETのアプリとして「美人時計」がインストールされていた モニターを開いた状態。ディスクドライブはCDのみの対応で、DVD再生は不可 かなりシンプルなインパネ。ステアリングリモコンなども装備されない ETC車載器は三菱電機製。助手席グローブボックス内上部に装着されていた