全日本空輸(ANA)グループは、2012年度下期の国際線・国内線の航空輸送事業計画の一部を変更した。

国際線は、成田空港をハブとした北米・アジア路線の強化を図るため、下期から成田〜ヤンゴン線・デリー線・サンノゼ線を新規開設するとともに、成田〜ニューヨーク線の増便によりネットワークの拡充を図る。

アジア・中国路線は、事業環境に応じた路線の最適化、機材変更を実施する。

一方で、中部〜上海は休止、成田〜成都は減便する。

国内線は、岩国空港の民間利用再開を受けて、12月13日から羽田〜岩国線を1日4往復で新規開設する。2013年3月7日に予定されている新石垣空港開港に向けて、10月28日から石垣〜関空・宮古線、来年1月8日から石垣〜中部線の合計3路線を再開し、石垣発着路線の拡充を図る。

国内線ネットワークの拡充を図りながら、最新鋭機ボーイング787を活用し、路線・マーケットに応じた運航機材の最適化を推進する。

同社では、今後厳しさを増す競争環境の中で、ネットワークキャリアとしての強みを追求していくために長距離国際線と接続需要に重点を置いたビジネスモデルを強化する。

また、国際線・国内線に積極的にボーイング787を投入し、競争力の強化を図る。具体的には、10月28日から札幌(新千歳)・宮崎に、12月1日から高松に新たに就航する。国際線も成田〜シアトル、羽田〜北京にも就航する。需給環境に応じた機材配置の最適化、効率性を追求する構え。