ニュアンス(nuance)コミュニケーションズ米国サイト

パテント・リザルトは、音声認識関連技術について米国での競合分析を行い、参入企業に関する調査結果をまとめた。

音声認識技術は、カーナビやスマートフォンの操作など、幅広い用途で利用され始めている。今回は周辺技術も含めた全般的な調査を実施した。

1980年から2012年6月末までに米国特許商標庁で公開された特許1万0259件を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を使った評価を行い、質と量の両面から総合的に評価した。

1位は音声認識に特化した技術開発を手掛けるニュアンス・コミュニケーションズ。同社が開発した技術は、アップルのスマートフォンiPhoneなどに使われる音声認識技術「シリ」にも活用されている。同社は、同分野でIBMから546件もの特許を取得しており、独自に出願する以外にも、積極的に他社から特許を取得している。

2位はAT&T、3位がマイクロソフトだった。

注目企業としては、4位のGoogle。2012年5月に買収を完了したモトローラ・モビリティの特許が大きく貢献した。

また、ソニー、キヤノン、パナソニックなどの日系企業もトップ10内にランクインしている。ソニーは、「音声コマンドによりネットワーク上の複数の電子機器を制御する技術」など、キヤノンは「スピーチ認証に使うパターンマッチングに関する技術」など、パナソニックは「音声入力によりメールを作成するための技術」など、注目度の高い特許を持つ。