8月16日午後5時20分ごろ、三重県桑名市内のパチンコ店駐車場で、生後5月の男児が駐車中のクルマに放置され、熱中症などが原因で死亡する事件が起きた。警察はこの男児の母親で、同市内に在住する45歳の女を保護責任者遺棄致死容疑で逮捕している。

三重県警・桑名署によると、逮捕されたのは同市内に在住する45歳の女。この女は16日午後2時30分ごろから午後5時20分ごろに掛けての間、桑名市大仲新田付近にあるパチンコ店に駐車したクルマの中に生後5か月の長男を放置。熱中症で死亡させた疑いがもたれている。

女は死亡した男児を出産後に「産後うつ」の状態となり、今年6月には児童相談所から「養育困難」の認定を受け、男児は乳児院に入所していた。事件当日は一時帰宅日だったが、男児の父親から「母子が家にいない」との通報が警察ら寄せられ、捜索を始めようとしていたところ、女から「パチンコ店にいる」との連絡があり、確認に訪れた同署員がクルマに放置されていた男児も発見したという。

調べに対して女は「考えごとをするためにパチンコをしに行った」などと供述しているようだ。警察では関係者からも事情を聞き、事件発生の経緯を詳しく調べる方針だ。