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石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、三菱商事が子会社を通じてカナダ・ブリティッシュ・コロンビア州モントニー地域で推進するシェールガス開発事業の債務を保証する契約を結んだ。

三菱商事のシェールガス開発が日本のエネルギー確保に重要な役目を果たすと判断、債務保証による金融支援を行う。

JOGMECの債務保証は、三菱商事の子会社に対して、三菱東京UFJ銀行、みずほコーポレート銀行が貸付を予定している合計限度額19億5000万カナダドルを対象とする。両行からの貸付は、国際協力銀行との協調融資で、JOGMECは貸付総額の75%相当額を債務保証することになる。

三菱商事は今年2月、カナダ最大手の天然ガス事業者エンカーナ・コーポレーションから、モントニー地域でシェールガスを中心とした天然ガス開発プロジェクトを推進するカットバンク・リッジ・パートナーシップの40%権益を取得した。

また、JOGMECは、三菱商事が推進する同州コルドバ地域でのシェールガス開発事業に対しても出資、債務保証を通じて支援している。モントニー、コルドバ両地域のシェールガス開発事業で生産される天然ガスは、LNGとして日本へ輸出される見込み。

JOGMECでは天然ガス供給源の多様化に寄与するとともに、日本のエネルギーセキュリティ上の大きな効果が期待されるとしている。