NKSJホールディングスが発表した2012年4〜6月期(第1四半期)連結決算は、大型自然災害発生に伴う保険金の支払いが増加した上、株安などで有価証券評価損を計上したことで343億円の最終赤字となった。前年同期は120億円の黒字。

国内損保事業の正味収入保険料は、新車販売の増加や保険料率改定効果などで5015億円と前年同期に比べ2.6%増えた。一方、4月の爆弾低気圧や5月の竜巻などの発生により、自然災害で支払った保険金が171億円と前年同期の9億円から大幅に拡大したことで、損保本業の損益を示す保険引受損益は26億円の赤字になった。

さらに有価証券評価損として731億円を計上したことで最終赤字に転落した。通期の業績予想は据え置き、240億円の最終利益を見込んでいる。

傘下の中核会社の第1四半期最終損益は、損害保険ジャパンが221億円の赤字(前年同期33億円黒字)、日本興亜損害保険が101億円の黒字(同68億円黒字)だった。