ジェンソン・バトン(マクラーレン)(2012年ドイツGP)(参考画像)

マクラーレンにおいてルイス・ハミルトンの脇役という立場の固定化は、バトンにとって決して受け入れられる状況ではない。

ハンガリーGPで6位フィニッシュしたバトンと、ポイントリーダーのフェルナンド・アロンソの差は88ポイント。レース3勝分を超える大きなギャップだが、タイトルの可能性が計算上消滅するまではチームメートをアシストする立場に回りたくないというのがバトンの率直な気持ちだ。

「チームもそれをやれとは言って来ないと思うし、僕としては自分自身のタイトルの可能性が完全に消えるまでは受け入れられない。チームプレーの大切さは僕もわかっているよ。マクラーレンにとってコンストラクターズ獲得は重要な目標だ」

「最近の2、3戦、マクラーレンは好調さが際立っている。僕自身2位フィニッシュ、ルイスは優勝1回だ。アップグレードが非常に上手くいった好例だ。夏休み前にこうしたリザルトが手に入って良かった。チームのピットワークも見違えるように良くなっている。休み明けのスパに臨む上での自信が違ってくるよね」

シーズン前半の混戦状態は嫌いではないとバトンは言う。彼が予想する夏休み後の最大の脅威はロータスだそうだ。

「レースウィナーが毎回予想できないことなど、まさに前代未聞のシーズンだと思う。中堅チームが大きなチームに混じって戦う状況はファンも喜んでくれただろう。ロータスの躍進も凄かったが、あれはまだ本当の姿ではないとも思っている。この先の2〜3戦でロータスが優勝を狙ってくる可能性は大きいと思うよ」

ジェンソン・バトン(マクラーレン)(参考画像) ジェンソン・バトン(マクラーレン)(参考画像)