東京海上ホールディングスが発表した2012年4〜6月期(第1四半期)連結決算は、純利益が337億円と前年同期に比べて39%減少した。通期の業績予想は据え置き、純利益は1050億円を見込んでいる。

第1四半期の正味収入保険料は、自動車保険の料率改定効果や海外保険事業の引き受けが拡大したことなどにより6277億円と前年同期に比べ4.8%増えた。

一方、爆弾低気圧や台風4号などの自然災害による保険金の支払いが増えた一方で、異常危険準備金取り崩し額が減少した上、株安で有価証券評価損が増加したことなどにより、国内損保事業は413億円の減益となった。前年同期に163億円の赤字だった海外保険事業は193億円の黒字に転換したものの、国内損保の減益や国内生保の赤字をカバーできなかった。

傘下の中核企業、東京海上日動火災保険の第1四半期純利益は前年同期比60%減の695億円だった。本業のもうけを示す保険引受利益は177億円で前年同期に比べて57%減少した。