8月2日に宮城県白石市内の東北自動車道で高速ツアーバスを運転中に追突事故を起こし、乗客ら31人に軽傷を負わせたとして、宮城県警は6日、バスを運転していた千葉県香取市内に在住する61歳の男を自動車運転過失傷害容疑で逮捕した。

宮城県警・高速隊によると、問題の事故は2012年8月2日の午前4時10分ごろ発生している。白石市斎川付近(片側2車線の緩やかな左カーブ)の東北自動車道下り線で、第1車線を走行していた中型トラックに対し、後ろから進行してきた高速ツアーバス(大型観光バス車両)が追突し、弾みで第2車線側へ逸脱。そのまま中央分離帯に衝突した。この事故でバスの乗客35人のうち29人と、トラックの乗員2人が打撲など軽傷を負っている。

バスを運転していた61歳の男も事故で負傷しており、警察では直後の逮捕を見送ったが、事情聴取や留置に支障はないと判断されたことから、6日に自動車運転過失傷害容疑で逮捕した。

男には脳梗塞の病歴があり、事故当初は「医師に運転を控えるように言われていた」と供述していたが、現在はこれを否定。警察は過労運転の疑いもあるとして、バス会社の家宅捜索を行ったが、休暇もしっかり取っていたという。

調べに対して男は事故を起こしたことについては「間違いない」と認めており、警察では引き続き事故発生の経緯を詳しく調べていく方針だ。