A123システムズ製のハイブリッド車用リチウムイオンバッテリー(参考画像)

米国の大手リチウムイオン電池メーカー、A123システムズ。同社が中国の企業に、買収されることが分かった。

これは8月8日、A123システムズが発表したもの。同社の発表によると、A123システムズの株式の過半数を、中国の自動車部品メーカーの万向集団が取得することで両社が合意。その覚書が交わされたのだ。

A123システムズは、BMWやGM、フィスカーオートモーティブなどにハイブリッド車やPHV用の二次電池として、リチウムイオンバッテリーを納入。BMWの『アクティブハイブリッド5』、GMのシボレー『ボルト』、フィスカー『カルマ』のリチウムイオンバッテリーは、A123システムズ製だ。

しかし、最近は赤字が拡大し、経営難に陥っていた。そこで中国企業の出資を受け入れ、事実上買収されることで、経営の立て直しを目指す。

両社は今後、正式契約に向けた協議を進める予定。万向集団は最終的に、A123システムズの株式の80%を取得する用意があるという。