伊藤忠、可搬大容量蓄電池を発売

伊藤忠商事は、停電時など、さまざまな場所に持ち運んで電力を供給できる可搬型大容量電池(リチウムイオン電池)の販売を開始すると発表した。

商品は伊藤忠商事が市場ニーズをもとに企画し、韓国の保護回路大手のネクスコン・テクノロジーが製造する。幅27cm×奥行33cm×高さ44cmのコンパクト設計で、可搬性の高い筐体に2.2kWhの電池容量を持つ。32インチテレビで15時間の視聴、スマートフォン/携帯電話なら140時間の充電が可能。冷蔵庫を稼働させることもできる。

重量は25kgで、同じ電池容量比較で業界最小、最軽量。商品を車に載せて運ぶことも簡単で、停電時などに停電地域に商品を持ち込み、電力確保に活用できる。

商品は、用途別に一般ユーザー向けと医療機関向けの2モデルを設定した。医療機関向けモデルの開発には、人工呼吸器製造販売業者のアイ・エム・アイが協力、人工呼吸器、吸引器、酸素濃縮器などの医療機器を稼働させることも可能。人工呼吸器では約50時間の稼働が可能。

伊藤忠は企業、コンビニ、マンションへの販売を開始し、アイ・エム・アイの協力も得ながら病院・クリニックなどにも並行して販売していく予定。今年度500台の販売を見込んでいる。