2日午後11時55分ごろ、埼玉県久喜市内の東北自動車道上り線で、渋滞の車列に対し、後ろから進行してきた大型トラックが突っ込み、3台が関係する多重衝突に発展した。この事故で車列最後部にいた乗用車の2人が死亡している。

埼玉県警・高速隊によると、現場は久喜市六万部付近で片側3車線の直線区間。事故当時は第2車線と第3車線が工事のために規制されていた。大型トラックは速度を落とさずに進行。第1車線で発生していた渋滞の車列に突っ込んだものとみられる。

この事故で車列最後部に位置していた乗用車が大破。運転していた群馬県館林市内に在住する59歳の男性と、助手席に同乗していた31歳の男性が全身を強打し、収容先の病院でまもなく死亡。乗用車は前の中型トラックに突っ込み、このトラックを運転していた東京都杉並区内に在住する44歳の男性も打撲などの軽傷を負った。警察は追突してきたトラックを運転していた青森県八戸市内に在住する45歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。2人死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを進めている。

調べに対して男は「前をよく見ていなかった」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。