ロータスのロマン・グロージャン(2012年ハンガリーGP)(参考画像)

ロータスのチーム代表エリック・ブイエは、F1で今年頻発するテクニカルな部分の対立はFIAが適切に処理するだろうとの期待を語った。 

彼の発言の背景にあるのは、ライバルチームが反発したレッドブルの工具不要のサスペンション調整機構やエンジンマップだ。いずれのケースでもFIAでは使用されたイベントでは不問にしながら、後日に規制の強化を導入したことから、FIAが即座にペナルティを宣告しなかった判断を批判する声も挙がっている。

これに対してブイエは、ロータスの急激な躍進もあってかFIAの対応には問題はないという見解を示す。その一方で、レギュレーションの解釈を議論することと、その裏をかく方法を考え実行することとは大きな違いがあると言う。

「反則をしたのに罰せられなければ、理屈の上ではどこかに間違いがあったと言えるだろう。私はFIAの意思決定のプロセスには関わる立場にないが、チームが重大な反則行為をした場合、ペナルティは科されるべきだと考える。一方でその行為がルールの抜け道を見出して有利に利用した程度なら、違う対応があってもいいと思う。エンジンマップの件を例に挙げれば、反則にはならない知恵を絞っただけだと言えるだろうね」

レッドブルのテクニカルチーフ、エイドリアン・ニューウィーはこう語る。

「レギュレーションのいわゆるグレーゾーンが問題になった場合は、全てのチームを平等に正当に扱うことが大切です。たとえばダブルDRSなんかはグレイゾーンの一例だが、今季限りは使用可という判断が示されています。そのこと自体は問題ないが、全てのケースで判断は同じにしてもらいたいね」

ロータスのキミ・ライコネン(参考画像) エリック・ブイエ代表(参考画像) エリック・ブイエ代表(参考画像)