ヤマト運輸・山内雅喜社長≪撮影 小松哲也≫

ヤマト運輸の山内雅喜社長は8月2日、都内で会見し那覇空港の沖縄国際物流ハブを活用したアジア各国向けの『宅急便』サービスを今年中に開始することを明らかにした。

山内社長は「沖縄は日本の最南端にあるが、アジアでみるとヘソになる。沖縄を中心に4時間の航空時間距離で円を描くと、韓国から上海、シンガポール、インドネシアまで全部が入る。要は8時間でどこから出してもアジア圏全体に届けることができることになる」と説明。

さらに「沖縄で通関するということがポイントで、沖縄まで荷物が飛んでいる間に通関手続きを先送り情報という形でやってしまう。荷物が沖縄に来ると同時に通関が切れるので、今まで東京から香港まで3〜4日かかっていたものが、翌日配達が可能になる」としている。

ヤマトでは当初、沖縄国際物流ハブを活用した『宅急便』サービスを2012年度内に始めるとしていたが、山内社長は「年内には沖縄での実際のハブの動きをスタートし、『国際クール宅急便』も来年の春先、暖かくなるくらいまでには何とかスタートさせたい」との見通しを示した。アジア向け翌日配達サービスは当面、上海、香港、台湾、シンガポールを対象に行うという。

ヤマト運輸会見≪撮影 小松哲也≫