ホンダがシビックWTCCに搭載する直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ、「HR412E」

ホンダのモータースポーツ活動を統括するホンダレーシングは7月27日、今秋からWTCC(世界ツーリングカー選手権)に投入する『シビックWTCC』用の新エンジンを公開した。

このエンジンは、「HR412E」と命名。「HR」とは、ホンダレーシングの頭文字。「4」は4気筒、「12」は2012年、「E」はエンジンの頭文字を意味する。WTCCのレギューレーションに従って、本田技術研究所・四輪R&Dセンターが設計とテストを行ったレース専用エンジンだ。

ホンダは、この直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを、欧州仕様の新型『シビック』5ドアハッチバックをベースに開発されたシビックWTCCに搭載。同車は10月21‐22日、鈴鹿サーキットで開催されるWTCC日本ラウンドでデビューを飾る。

新エンジンは、すでに一連の初期テストを終え、イタリア・ミラノへ空輸。ホンダシビックWTCCの開発を進めるホンダレーシングチームJASの工場において、実車への搭載を完了した。

本田技術研究所で、シビックWTCCのプロジェクトリーダーを務める堀内大資チーフエンジニアは、「HR412Eは、量産エンジン同様、さらなる高効率を目指す技術開発の考え方とプロセスから誕生。このエンジンの開発がもたらす技術が、モータースポーツだけでなく、今後の市販車エンジンの高効率化や技術発展に必ず貢献するものと確信する」とコメントしている。