東京ディズニーランド(c) Disney

帝国データバンクは、2012年6月時点の企業概要データベースから遊園地・テーマパーク経営企業のうち、2010年と2011年(1〜12月期)に2期連続で収入が判明した126社を抽出して分析した。

調査結果によると2011年の収入高合計は約6587億3500万円となり、前期比1.1%の減少となった。

このうち、2011年に増収となった企業は126社のうち、38社で全体の30.2%にとどまり、減収となった企業が73社、57.9%と半数以上を占めた。大規模企業が健闘する一方で、中小規模企業が伸び悩んだ。

126社のうち、2期連続で損益が判明した80社について分析した結果、2011年の黒字企業は55社で、2010年から8.3%減少、赤字企業は25社で2010 年より25.0%増加した。このうち、2期連続で黒字となったのは48社、2期連続で赤字となったのは13社。

地域別に見ると、収入高合計はオリエンタルランドのある「関東(東京除く)」が約3289億2400万円でトップ。次いで、東京ドーム、よみうりランドのある「東京」が約1357億4800万円となった。関東と東京の2地域の収入高合計は約4646億7200万円で全国の収入高の70.5%を占める。

2011年収入高合計を前年と比較すると、10地域中「北海道」「東京」を除く8地域で減少となった。特に「四国」が前期比13.1%減、「東北」が同6.9%減と、地方圏の遊園地・テーマパークが苦戦している。

収入高ランキングの収入高トップは「東京ディズニーリゾート」を経営するオリエンタルランド。2011年3月期は、イースターワンダーランドやハロウィーン、クリスマスをテーマにしたシーズンごとに組み替える多種多様なイベントを開催したほか、新アトラクションのオープンによる集客効果で、第3四半期(4-12月期)までは前期を大幅に上回った。2011年3月の震災の影響による休園期間があり、入園者数は17.1%減少したことから、通期では3062億7300万円、前期比0.3%増となり、増収は維持したものの、低い伸び率だった。

2位は「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」を運営するUSJ、3位が「東京ドームシティ」を運営する東京ドーム、4位が「ナムコ・ナンジャタウン」を運営するナムコ、5位が「鈴鹿サーキット」を運営するモビリティランド。

 東京ディズニーシー(c) Disney