田中貴金属工業は、「日本に眠る貴金属に関する意識調査」を実施した。

調査は日本の女性たちに自宅で眠っている貴金属ジュエリーの存在を思い起こしてもらい、その価値に気付いてもらうための「眠れる輝き、発掘プロジェクト」の一環として実施したもので、6月14日、15日にインターネットによる全国の20〜60代の女性1000人に対してアンケートを実施し、その結果をまとめた。

調査結果によると「持っているが使用していない貴金属ジュエリーの有無」について約80%の女性が「ある」と回答した。その種類は1位が「指輪」、2位が「ネックレス」、3位が「ピアス・イヤリング」。

使用していない貴金属ジュエリーが「ある」と回答した女性に、その内容について「指輪」「ピアス・イヤリング」「ネックレス」のカテゴリごとに金・銀・プラチナの種類と個数について聞き、算出した日本全国で使用されずに眠る貴金属ジュエリーの総額は推定1兆6550億6171万5732円になる。

使用していない貴金属ジュエリーが「ある」と回答した女性の割合をエリア別にみると、九州が88.7%で最も多く、続いて関西の79.7%、中部の76.4%と続く。

使用していない貴金属ジュエリーが「ある」と回答した女性に、その内容を聞いたところ「片方しか残っていないピアス・イヤリング」を選択した人は約40%。個数を聞いて日本全国の女性の数で換算すると合計推定2627万5365個のピアス・イヤリングが片方だけになって使用されずに眠っていることになるとしている。

「貴金属ジュエリーを失くした経験」では、約50%の女性が「ある」と回答した。離婚経験の有無別で比較したところ、離婚経験のある女性は58.5%が貴金属ジュエリーを失くした経験があり、離婚経験のない女性で「ある」と回答したのは48.3%だった。

貴金属ジュエリーを失くした経験のある女性に対し「失くした貴金属ジュエリーは誰から貰ったものか」を聞いたところ、1位は「自分で購入」、2位が「配偶者」、3位が「恋人」、4位が「親」となった。

「恋人」または「配偶者」と回答した人は日本人女性全体の約16.5%で、約6人に1人の女性が恋人・配偶者からプレゼントされた貴金属ジュエリーを失くした経験があることが分かった。

「貴金属ジュエリーを買取・リサイクルサービスに出したことがあるか」を聞いたところ、利用したことのある人は23.3%。買取・リサイクルサービスを利用したことが「ない」と回答した人に対し聞いた「利用しない理由」を聞くと「面倒」や「高く売れないと思った」などの理由が多かった。