豊和繊維工業は、フランスのヴァイタ・ポリマーズ・フランスとトラミコとの間で、トラミコグループの自動車部品事業部門を買収することで合意したと発表した。

トラミコの自動車部品事業部門であるトラミコ・オートモーティブ・フランスの発行済株式100%を取得する。

トラミコは、豊和繊維の日本の主力製品である自動車用天井材を中心とした自動車内装部品の製造、販売を欧州、ロシアで展開しており、自動車部品事業部門としてフランス国内に3工場、スペイン、スロバキア、ロシアにそれぞれ1工場を保有している。

また、トラミコ社の自動車部品事業部門は、プジョー・シトロエン、ルノー、フォルクスワーゲンなど、欧州の大手自動車メーカーを主要顧客に持つ。豊和繊維は、買収によって欧州の主要メーカーとの取引が可能となり、さらに米国や中国のマーケットでも欧州メーカーとの取引拡大を狙う。

豊和繊維は既に米国、中国、東南アジアに海外展開しているが、今回の買収で欧州全域、ロシアをもカバーする生産拠点網が完成、国内外の自動車メーカーに対し、世界規模で製品を供給するサプライヤーとしてグローバルなビジネスを展開していく。