件数・負債総額の推移

帝国データバンクが発表した6月の倒産件数は前年同月比12.6%減の896件となり、2か月ぶりに前年同月を下回った。

東北が同41.5%と大幅に減少したほか、建設業が2010年1月以来、2年5か月ぶりに全地域で前年同月を下回り、30.2%の大幅減少となったことなどが要因。

負債総額は同7.9%減の1776億2000万円と、2か月ぶりに前年同月を下回った。負債トップは、投資コンサルティングのARUJIグループで247億円。負債50億円以上の倒産は3件で、6か月連続で1けたにとどまっている。

業種別に見ると、7業種中5業種で前年同月を下回った。製造業が復興需要効果などで、同30.2%減と大きく前年同月を下回った。一方、卸売業、不動産業は、前年同月を上回った。

主因別の内訳を見ると、「不況型倒産」の合計は769件となった。構成比は85.8%で、前月を2.1ポイント、前年同月も1.4ポイント上回り、37か月連続で80%台の高水準となった。