静電容量方式のタッチパネルを採用。フリックやドラッグなど、スマートフォンでおなじみの操作ができる。《撮影 石田真一》

パナソニック「ストラーダHシリーズ」は、従来のミドルレンジに位置するモデルとして2011年に登場。DIN規格の横寸180mmコンソールに対応する『CN-H510D』と、最近の車種に採用が増えてきた幅広200mmコンソールに対応する『CN-H510WD』の2タイプがラインナップされている。

フラットな画面はガラス素材の静電容量方式タッチパネルとなっており、フリックやドラッグといったスマートフォンのような直感的な操作性が自慢。モニターは定評のあるワイドVGA液晶に加え、白色LEDバックライトを採用しており、従来モデルよりも明るく色鮮やかだ。

今年から採用された新機能に「スマートフォン連携」がある。専用アプリ『おでかけナビサポート ここいこ』をインストールすることで、使い慣れたスマートフォンから目的地の検索やルートの設定を行うことができる。iPhone/Androidの両対応で、カーナビとスマートフォン間はBluetoothで接続する。

コンテンツプロバイダは観光スポット検索が「るるぶDATA」、グルメスポット情報が「ぐるなび」、最寄施設検索が「Yahoo! JAPAN」となっているが、トップ画面にはこの3つが仲良く並んでおり、特に意識することなく使うことができる。

地図や検索データは最新のデータベースを有しており、東京スカイツリータウンはもちろん、ダイバーシティ東京や渋谷ヒカリエも目的地に設定することができるが、ナビのデータベースにない最新スポットにもアプリではいち早く対応する。また、ナビ本体に地図についても、Webによるユーザー登録を済ませてアンケートに答えることで、地図更新が3年分提供される。

Bluetoothで接続するため、ナビ画面には手の届かない後席からもリモコン感覚で操作できるのもポイント。アプリのアイコンをタッチするだけで目的地の情報が転送され、ただちにルートの設定に推移する。一度接続したスマートフォンはBluetoothをONにしておけば、次回からも自動で接続するようになっており、このあたりの使い勝手は非常に良い。

また、別売のDSRC車載器(CY-DSR110D)を組み合わせることにより、広域渋滞情報や安全運転支援情報も得ることができる。カーナビ本体が持つ「渋滞データバンク」に加え、最新の道路情報を車載器で得ることにより、これまでよりも渋滞回避はしやすくなっている。価格は通常のETC車載器より割高なことは否めないが、予算が許すのであればDSRC車載器をチョイスしたほうがいいだろう。

AV機能も充実。パナソニックが先鞭を付けた4アンテナ/4チューナーは当然ながらHシリーズにも標準装備。ユーザー好みの1台にできるカスタマイズ機能「ストラーダチューン」にはルートだけでなくオーディオのパーソナライズにも対応。多彩な音響設定を簡単に切り替えることができる。ハードディスク(HDD)へのリッピングは圧縮率を4段階で設定できるが、これに加えて無圧縮モードも用意している。DVDはVRモードに対応。コピー制御信号の付いたデジタル放送を録画したディスクの再生にも対応している。

パナソニック『ストラーダ H510WD』、横幅200mmタイプとなる。《撮影 石田真一》 バックライトにLEDを採用。地図画面は従来モデルよりも見やすい。《撮影 石田真一》 メニュー画面もドラッグでスクロール可能に。アイコンもわかりやすい。《撮影 石田真一》 今回から採用されたスマートフォン連携。iPhoneとAndroidの両方で使うことができる。《撮影 石田真一》 目的地が決まったら、スマートフォンの「ここ行こ」アイコンをタッチ。《撮影 石田真一》 タッチするとナビ側に紙飛行機が飛んで行き…。《撮影 石田真一》 即座にルートの設定が始まる。Bluetooth接続なので、後席からも操作可能。《撮影 石田真一》 縮尺などのアイコン類は普段隠れていて、画面に手を近づけるとランチャーメニューとして現れる。《撮影 石田真一》 予算が許すのであればDSRC車載器と組み合わせたい。広域情報が使えるため、渋滞回避性能も格段に増す。《撮影 石田真一》 DVD-VRモードに対応。家庭用レコーダーで録画した地デジ番組も再生できる。《撮影 石田真一》 B-CASはミニタイプとなり、チューナーも本体に内蔵となった。《撮影 石田真一》