トヨタ自動車・伊勢清貴常務役員≪撮影 小松哲也≫

トヨタ自動車のレクサス部門を再編して6月に発足した「レクサスインターナショナル」の伊勢清貴プレジデント(トヨタ常務役員)は5日、報道陣と懇談し「年50万台のメーカーとして、エモーショナルなクルマづくりを進めたい」と、新体制での抱負を述べた。

レクサスインターナショナルは、トヨタブランドとは一線を画した事業運営に注力するため、社内分社型の組織として発足。従来の「レクサス本部」にはなかったデザインや一部の設計、日本でのマーケティング機能などを統合し、陣容も約200人と「本部」時代からほぼ倍増させている。

伊勢プレジデントは、「(新体制では)よりシンプルに、スピーディーに意思決定を図っていきたい」とし、自己完結型の運営に力点を置く方針を強調した。また、「デザインがより重要になる」との考えから、各モデルの開発責任者には「遠慮することなく、思い通りにやろうと指示している」と話した。