帝国データバンクは、夏季の電力使用量削減に対する企業の意識調査を実施した。

調査期間は6月19日〜30日で、全国2万2800社を対象に調査し、有効回答企業数は1万0589社だった。

調査結果によると、今夏に節電を実施する企業は70.9%。削減量は10%未満が40.3%で最多。昨年計画停電を経験した「南関東」が実施、削減量ともトップ。政府が10%という高い節電目標を掲げる「近畿」、「九州」は政府の数値目標を超える企業は2割前後にとどまっている。

節電を実施する企業では92.5%が空調温度設定をあげた。LEDなどの省電力製品・設備の導入は前年調査と比べて6.1ポイント増の38.0%。「製造」では1割近くの企業が操業する曜日や生産体制の前倒しを実施する見込み。

節電を実施しない企業では「節電が不可能な設備・業態」が最大の理由。「自社の属する地域では電力不足は生じない」は前年調査時から半減した。

クールビズをすでに開始している企業は75.1%で前年同時期より4.9ポイント増加した。今夏、最終的には8割超の企業が実施の見込みで定着している。