三菱・ミラージュ《撮影 太宰吉崇》

初代『ミラージュ』(1978年)は、当時の日本車としてはスタイルもメカも画期的で垢抜けたコンパクトカーだった。転じてこの夏に復活する新しいミラージュは、極めて今どきのコンパクトカーだ。

プロトタイプに試乗してみると、3気筒(排気量は1リッター)+CVTながら振動が上手く抑えられ、普通にスゥーッとごくスムースに走ってくれる。アイドリングストップ搭載なのも今風。最小回転半径は4.4mと、何と軽の『eKワゴン』並。レバーをチョンと押すとウインカーが3回点滅してくれたり、ドアミラーを畳んだまま走り出しても30km/h以上で自動展開させたり……と、ユーザー思いの機能も充実している。

普通なデザインのインパネも落ち着く。「楽しげな色が並んでいたほうがカタログを眺めるのが楽しいから」(開発スタッフ)と、ボディカラーはカラフルな8色を用意する。写真で見ると日産『マーチ』似のルックスだが、実車は少し印象が違う。100万円を切るという身近な価格設定にも期待。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★
オススメ度:★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年より『GOLD CARトップ・ニューカー速報』の取材/執筆を皮切りにフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

三菱・ミラージュ《撮影 太宰吉崇》 三菱・ミラージュ《撮影 太宰吉崇》 三菱・ミラージュ《撮影 太宰吉崇》 三菱・ミラージュ《撮影 太宰吉崇》 三菱・ミラージュ《撮影 太宰吉崇》