キミ・ライコネン(ロータス)

期待値以上のシーズンを経験しつつあるキミ・ライコネン(ロータス)だが、「今はレースに優勝できなかったことが不満だ」と率直な気持ちを吐露している。

ライコネンがF1カムバックを決めたチームがロータス(旧ルノー)。チームが2011年の終わりの時点で決して好調ではなかったことから、彼が復帰シーズンに優勝する可能性は元から小さいと考えられていた。ところがロータスのポテンシャルはみるみる増大し、いつレースに勝っても不思議ではない状況が出来上がりつつある。チャンスが目の前で膨らめば彼自身の欲求もまた膨らむということのようだ。

「開幕前の僕だったら、ポディウムに立てたらラッキーだと答えていたよね。でも何回か良いレースを経験すると、もう不満が出てくるんだよ。最近の2戦か3戦のリザルトは、僕の期待には届いていない。決して悪いリザルトではないかもしれないが、優勝じゃないから僕は不満だ。全ての条件をまとめ上げれば勝利は手に入ると僕は思っている」

来るイギリスGPへの抱負としては、2009年以来久しぶりにシルバーストーンで走るのを楽しみにしていると案外控えめな答えが返ってきた。

「初めてドライブしたとき、正に僕の好みのサーキットだと感じた。超高速でドライバーの技量を要求するコースで、コーナーは流れるように滑らかだ。ロングコーナーにいかに取り組むかと、ダウンフォース量の加減が勝敗を決する。デビュー以来何とかかんとか上手くやって来れたという思いはある。新設セクションがラップ全体にどう影響するかは見物だけど、僕自身はすぐに順応できると思うよ」

「シルバーストーンで勝ったときの満足感は何物にも代えがたい。全てを正しくこなして初めて手に入る勝利だからだ。フォーミュラ・ルノー時代と2007年にフェラーリで優勝したことがある。もう一度ここで優勝できたら素敵だね。今度はファクトリーも車でちょっとの距離だから、祝勝パーティもすぐに準備できるし(笑)」

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