川崎重工は29日、商船三井と16万4700立方メートル型LNG運搬船1隻の造船契約を締結。同船は、坂出工場で建造し、2016年より関西電力のLNG輸送に投入される。

今回受注したLNG運搬船は、川崎重工が新たに開発したモス型LNG運搬船。同船は世界の主要なLNGターミナルへ入港可能な14万7000立方メートル型LNG運搬船の船体寸法を維持しつつ、2014年に完成予定の新パナマ運河を通峡可能なモス型の最大船型で、汎用性の高い船型として、船主のLNGトレードの多様化に対応する。

同船は、従来型に比べ、カーゴタンク容積を約1万8000立方メートル増加させた上で、船体構造の最適化を徹底。船体重量の軽量化を実現するとともに、水線下の船体形状の最適化を図ることで、推進性能を最大限に高めている。さらに、主機関に川崎アドバンストリヒートタービンプラントを搭載することで、輸送効率において25%以上の改善を図っている。