伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は28日、デンソーの次期基幹系統合ストレージシステムの更改をEMCジャパンと共同で提案し、受注したと発表した。

ストレージ製品についてはSymmetrix VMAXを中心とした新規のディスク装置へと更改し、従量課金とストレージ仮想化技術の採用によりシステムコストを削減する。同時にデータバックアップ環境を整備し、震災対応の強化を図る予定。全データ・サーバの移行・切替の完了は、2013年3月の予定としている。

次期基幹系ストレージシステムにあたっては、ストレージの仮想化技術である、シンプロビジョニングによるデータ容量の削減と、データ配置の最適化を動的に実現するストレージ階層化を提案。基幹システムの実使用容量を大幅に削減するとともに、従量課金対象を実使用容量と定義することで、固定費を削減する。

ストレージ階層化では、初期導入コストの圧縮だけでなく、データの初期配置設計や運用後の性能問題に関わる運用工数の削減も期待できる。さらに今回の更改においてはサービスレベルの適正化、バックアップ運用のエージェントレスによるシンプル化を併せて実現する。