日本損害保険協会が22日まとめた国内損保26社の2011年度決算は、国内の自然災害やタイで発生した洪水の影響により、本業での損益を示す保険引受損益が3391億円の赤字と、2年連続して過去最大の赤字額を更新した。

売上高にあたる正味収入保険料は、自賠責保険や自動車保険の料率改定による増収効果などで前年度比2.1%増の7兆1161億円だった。

一方、正味支払保険金は、主力の自動車保険の支払いが高止まりしているのに加え、国内での台風やタイ洪水の支払いで火災保険が前年度の4倍に膨らんだことで、同28%増の5兆5058億円となった。

さらにタイ洪水に関しては保険金支払いには至らず3884億円を支払備金計上したことも負担となって、過去最大の保険引受損失を余儀なくされた。2010年度の保険引受損失は1832億円だった。