SYNCの基盤を手にしたフォードモーターのビル・フォード会長(左)

コンピュータの歴史を紹介した貴重な展示がそろう米国のコンピュータ歴史博物館。この博物館に、フォードモーターの車載コネクティビリティシステムが収蔵された。

コンピュータ歴史博物館は、1996年にオープン。米国のIT産業の集積地、カリフォルニア州シリコンバレーに位置しており、アップルやIBMといった主要メーカーの創成期の製品をはじめ、コンピュータとその関連製品の歴史が一堂に会している。

18日、フォードモーターは、このコンピュータ歴史博物館に、同社の車載コネクティビリティシステム、「SYNC」が永久収蔵されたと発表。マイクロソフト社と共同開発されたSYNCは2008年、米国仕様の『フォーカス』にオプション設定されたのが最初。現在では、全世界で累計400万台以上のフォード車に採用されている。

車載コネクティビリティの草分け的存在のSYNCだが、同社は2015年までに、グローバルで900万台以上に搭載することを目指す。

フォードモーターのポール・マスカレナス副社長は、「コンピュータ歴史博物館への永久収蔵は、大変光栄なこと」とコメント。同博物館のアレックス・ボチャネック氏は、「車載コネクティビリティに対する需要は増している。我々がSYNCを収蔵することは意義あることと考えた」と述べている。

フォードモーターの車載テレマティクスシステム、SYNC SYNCの「Do Not Disturb」ボタン フォード・フォーカス