Vybrid VF3シリーズ

フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンは、バイブリッド(Vybrid)・コントローラ・ソリューション・ポートフォリオを車載市場向けに拡充すると発表した。

バイブリッドは、カーラジオ、エントリレベルのインフォテイメント・システム、再設定可能なグラフィック・メータ・クラスタなどに適している。車載向けバイブリッド・デバイスはすでに、アプリケーション・ソフトウェアや包括的な開発ツールが揃っており、自動車メーカーの開発ニーズの80%に対応する。このため、ソフトウェア開発に必要な投資と労力が低減され、市場に迅速に投入できる。

現在の車載オーディオ・システムは、ラジオ、CDプレーヤの単品から、多くのソースを基にエンターテイメントとインフォメーションを提供するネットワーク・システムへと急速に進化している。音声入力、スマートフォン統合システム、インタラクティブ・ストリーミング・オーディオなど、先進的な機能が求められるようになっており、主流車種に適した価格帯でドライバ・インフォメーション・システムの機能を大幅に拡張する。

バイブリッド車載ソリューションは、独自のデュアルコアアーキテクチャにより、マイクロコントローラとマイクロプロセッサの両方のタスクをシングルチップで処理し、850DMIPを超える性能を発揮する。統合ビデオADCにより、複数のアナログ・カメラとの直接接続が可能。

1.5MBオンチップSRAMと複数のパッケージ・オプションにより、外部DRAMのない低価格の基本的なカーラジオから、デュアルディスプレイを備えたエントリレベルのインフォテイメント・システムまで、スケーラブルに対応する。

バイブリッド車載ソリューションは現在、サンプル出荷中。一般向けのサンプル出荷や開発ツールの提供は、2013年初頭に開始する予定。

Vybrid VF3シリーズのブロックダイアグラム