帝国データバンクは、業績悪化が続く半導体大手のルネサスエレクトロニクスについて、同社グループを主要取引先とする国内企業を抽出。業種別、都道府県別、年売上高別に調査・分析した。

調査によると、ルネサスエレクトロニクスグループと直接取引があり、同グループを主要取引先とする国内企業は、合計で997社にのぼることが判明。単純比較ながら「997社」という数字は、2012年2月に会社更生法を申請したエルピーダメモリグループの取引先数の約6.6倍にあたる。

業種別では、半導体製造装置、集積回路、プリント回路等の「製造業」が382社でトップ。以下、産業用電気機器、精密機器等の「卸売業」が301社、「サービス業」が258社と続いた。

都道府県別に見ると、「東京都」が363社でトップ。2位は「神奈川県」で112社、3位が「大阪府」の54社。4位には「熊本県」で53社、5位には「山形県」の43社など、非都市部の県も上位に入っている。

年売上高別では、過半数にあたる524社が「10億円未満」の中小企業となった。

ルネサスエレクトロニクスについて、帝国データバンクは、策定中の経営再建策の内容によっては、全国各地に存在する既存の取引先や地域経済だけでなく、自動車を中心とする周辺産業への影響拡大も懸念されるとコメントしている。