ハンドルカバーを付けた北京の車。《撮影 瓜生洋明》

北京を走る大量の車には、爆音を鳴らすマフラーを取り付けたり、派手なエアロパーツを取り付けたりしたものはあまり見かけない。しかし、車内をよく見てみると、日本とは異なる特徴があることに気付く。

北京の多くの車はシートカバーとハンドルカバーを取り付けている。市内を走るタクシー運転手は北京にそうした車が多い理由を語ってくれた。

「ハンドルカバーを付けるのは安全のため。多くの車が行き交う北京で運転するには正確なハンドル操作が必要ですからカバーを付けて自分に合ったハンドルにするのです。北京では渋滞が多いから車に座っている時間がとても長い。シートカバーを付けて乗り心地をよくします」

これらのカスタムは、値段も安く容易に行えることから、一般の車はもちろん、タクシーやトラックなど、車の種類にかかわらず一般的に行われている。自動車部品店が集まる「西国貿汽配基地」では、シートカバーを専門に扱う店も存在するほどだ。

総合カー用品店であるオートバックス北京太陽宮店では、入口を入ったところに様々な種類のシートカバーとハンドルカバーが並べられており、需要の高さがうかがえた。価格は、シートカバーが398〜5980元(約5000〜75000円)、ハンドルカバーが50〜480元(約630〜6000円)であった。

ハンドルカバーを付けた北京の車。《撮影 瓜生洋明》 ハンドルカバーを付けた北京の車。《撮影 瓜生洋明》 ハンドルカバーを付けた北京の車。《撮影 瓜生洋明》 ハンドルカバーを付けた北京の車。《撮影 瓜生洋明》 シートカバーを付けた北京の車。《撮影 瓜生洋明》 北京市内を走るタクシー《撮影 瓜生洋明》 最も目立つ位置に並ぶシートカバー。(オートバックス北京太陽宮店)《撮影 瓜生洋明》 オートバックス北京太陽宮店《撮影 瓜生洋明》 「西国貿汽配基地」にあるシートカバー専門店《撮影 瓜生洋明》 西国貿汽配基地《撮影 瓜生洋明》 北京市内の幹線道路の様子。《撮影 瓜生洋明》