倒産件数・負債総額の推移(帝国データバンク)

帝国データバンクが発表した5月の倒産件数は前年同月比5.1%増の1013件となり、3か月ぶりに前年同月を上回った。

製造業が1年4か月ぶりに前年同月を上回ったほか、小売や運輸などの内需型業種の倒産が増えたことが要因。

負債総額は同7.8%増の2540億8900万円と、2か月ぶりに前年同月を上回った。負債トップは、事業者金融のNISグループで508億2300万円。負債100億円以上の大型倒産は2件にとどまり、大型倒産の沈静化は続いている。

業種別に見ると、7業種中6業種で前年同月を上回った。製造業が1年4か月ぶりに前年同月を上回ったほか、小売業、運輸・通信業でも増加が目立った。一方、建設業は、前年同月を下回った。

主因別の内訳を見ると、「不況型倒産」の合計は848件となった。構成比は83.7%で、前月を0.5ポイント、前年同月も0.6ポイント下回ったものの、36か月連続で80%台の高水準となった。