豊田通商は7日、山陽金属鋼業と中国江蘇省常州市に自動車用磨棒鋼の製造・販売を行う生産拠点「山陽金属(常州)冷拉鋼」を設立したと発表した。

両社は、中国において今後成長が見込まれている自動車分野での事業化を目指し市場調査を実施。従来、自動車向け磨棒鋼については、日本からのKD部品輸出が中心で、現地調達化は限定的な採用にとどまっていた。

新会社は、中国において各種自動車向けを中心とした磨棒鋼製品を製造・販売。山陽金属鋼業の鉄鋼2次加工ノウハウを通じて、日系自動車部品メーカー各社の現地調達化に貢献していく。

また豊田通商は、長年培った自動車業界における鋼材安定供給機能を新会社に提供することで、中国在日系ユーザーの現地調達化ニーズに応えていく。

新会社は、2013年初めの操業開始を目指し、まもなく新工場の建設に着手する。