東風汽車有限公司・中村公泰総裁≪撮影 小松哲也≫

日産自動車の中国合弁会社、東風汽車有限公司の中村公泰総裁は5日、横浜市で会見し、現地で展開する独自ブランド『ヴェヌーシア』について「いかに日産グループの中にお客さんを留めるかが非常に大事になっており、そういう意味で我々は間口が広がった」と述べた。

中村総裁は「(現地の)買い替えの平均年数が3、4年と、非常に速いスピードで買い替えてくれる。最初の車を買ってもらうのはもちろん大事だが、この速いスピードでどんどん買い替える時に、いかに日産グループの中にお客さんを留めるかということが非常に大事になっている」と指摘。

その上で「お客様の志向も違うので(日産とヴェヌーシアで)ブランドを分けたが、まずヴェヌーシアブランドの中で、次に東風日産という圏内の中でなんとか、次の買い替えをして頂きたいと考えている」と述べた。

ヴェヌーシアブランドは、2015年までに5モデルを発売し、店舗も内陸部などを中心に250か所に展開して年間30万台の販売を目標に掲げている。初年度は100店舗程度を見込んでおり、日産ブランドディーラーの店舗オーナーの中からヴェヌーシアブランドを取り扱うディーラーを選定しているという。

このため中村総裁は「同じオーナーが展開をしている日産の店に(ヴェヌーシアのユーザーを)ご案内するということも当然でてくる」との見通しを示した。