矢野経済研究所は、車載用電流センサ市場の調査を実施。その結果を「車載用電流センサの世界市場に関する調査結果 2012」として、1日に公開した。

調査は、車載用電流センサメーカと車両システムメーカを対象に、2011年10月-12年4月にかけて同社専門研究員が面談や電話などでヒアリングした。

2011年の車載用電流センサ世界市場は、メーカ出荷ベースで約2471万個、204億円だった。自動車開発では燃費向上を目的とした電動化や電子制御化が大きなトレンドとなっており、電流センサを適用したパワーマネジメントの重要性が増大。2020年の車載用電流センサ市場は、9830万個(2011年比4.0倍)、548億円(同2.7倍)に達すると予測している。

用途別では、xEV(次世代自動車)市場の拡大を要因に、xEV関連(バッテリモニタリング、モータ制御、車載充電器)の電流センサ世界市場は、メーカ出荷金額ベースで毎年約20%以上の高成長となる。

xEV関連を合算すると、2011年の市場規模は17億円だが、2020年には6.6倍となる116億円に達すると予測。一方の補機バッテリモニタリング用は2011年186億円だが、2020年には2.3倍の432億円に達する見通し。