ヨコハマR.P.Z.がロシア・リペツク州に建設した乗用車用タイヤ工場

横浜ゴムのロシアにおけるタイヤ生産販売会社ヨコハマR.P.Z.が、リペツク特別経済区で建設を進めていた新たな乗用車用タイヤ工場が竣工。5月30日、現地で開所式を開催した。

開所式にはアレクサンドル・ベグロフ中央連邦管区大統領全権代表、オレグ・コロリョフリペツク州知事、原田親仁駐ロシア連邦日本国特命全権大使はじめ、ロシア国内のタイヤ販売会社、販売店関係者など200人を招待。横浜ゴムから南雲忠信代表取締役会長兼CEOなどが出席した。

挨拶に立った南雲忠信会長兼CEOは「2008年にロシアを訪れた際、成熟し始めた自動車社会と将来への大きな可能性を実感し、生産工場をロシアに持つことが最重要だと判断した。今後、ヨコハマブランドの高品質製品を市場に供給しロシアの発展に貢献できることを確信している」と述べた。

ヨコハマR.P.Z.は、ロシアでのタイヤ生産を目的に2008年12月に設立。現在の資本金は約37億6000万ルーブル(約90億円)で、横浜ゴム80%、伊藤忠商事20%の出資比率となっている。2010年3月に起工式を行い、48億ルーブル(約115億円)を投じて新タイヤ工場の建設を進めてきた。

新タイヤ工場の建屋面積は4.3ヘクタール、年間生産能力は140万本で、2013年夏にフル生産に入る予定。横浜ゴムは現地生産能力を順次増強していく計画で、将来の拡張を見込みリペツク経済特別区から24ヘクタールの敷地を借用している。