三菱重工業は30日、カーエアコン事業専業の新会社を設立し、2013年1月から営業を開始すると発表した。

新会社は、同社冷熱事業本部の当該事業を承継して事業を展開する100%出資子会社。厳しい市場環境の変化に即応する俊敏で強靭な事業体制を構築し、新興国での自動車産業の急速な拡大と、それに伴うカーエアコン製品の価格競争の激化などに対応。グローバルな事業展開を加速して、専業メーカーとの競争での勝ち残りを図る。

同社は今後、カーエアコン専業の事業を展開するための準備会社を設立。2013年からカーエアコン事業を会社分割により新会社に承継させ、本格的な専業会社の陣容を整える。

新会社はカーエアコンの開発、設計、製造から販売・サービスまでを手掛ける。本社所在地は現在の冷熱事業本部(愛知県清須市)で、発足時の従業員数は約300人。今後の伸張が期待される電気自動車やハイブリッド車向け市場を重点的に攻略するなどして、3年後の売上600億円を目指す。