27日午前1時25分ごろ、大阪府八尾市内にある府営住宅の敷地内で、職務質問を行おうとした警官に対し、軽乗用車がバックで突進。この警官が一時クルマの下敷きとなる事件が起きた。警官は拳銃3発を威嚇発砲。運転していた20歳の男を逮捕している。

大阪府警・第1方面機動警ら隊によると、同隊の隊員2人が東大阪市内をバイクでパトロールしていたところ、盗難届が出されていた軽乗用車を発見。停止を求めたところ、クルマはこれを無視して逃走した。

その後、クルマは信号無視を繰り返しながら約10分に渡って走り続けたが、八尾市高砂町付近にある府営住宅敷地内の行き止まりとなっている路地に入り込んで停止。38歳の警部補が職務質問のために接近したところ、急にバックにして警部補に衝突した。

警部補は転倒し、一時クルマの下敷きとなって軽傷を負ったが自力で脱出。クルマはその後も逃走の構えを見せたことから、警部補はクルマに向かって拳銃3発を発砲。一緒にいた40歳の巡査部長が運転席にいた20歳の男を取り押さえ、殺人未遂と公務執行妨害の現行犯で逮捕している。

調べに対して男は「捕まりたくなかった」と供述しているが、殺意については否認しているという。男は無免許状態。警察では同乗していた20歳代の女性からも事情を聞いている。