ZMP・「RoboCar HV」《撮影 椿山和雄》

約5万個のLANコネクタを貼付けた『プリウス』ベースのロボットカー「RoboCar HV」が、「人とくるまのテクノロジー展2012」に出展された。展示車はゼットエムピーが発売したロボットカーで、アーティストの原神一氏とのコラボレーションにより特別に仕上げた1台。

展示車両は、同社が発売するロボットカーをPRするために制作されたもの。原氏とのコラボでは「世界と結びつくクラウド・ロボカー」をテーマに、5万個のLANコネクタが装飾のために付けられた、ボディに描かれた流れるラインは地球上に渦巻いている情報や人間のエネルギーを表しているという。

研究開発機関に向けて開発した実験車両。車両の各種センサーからデータを収集し、センサやカーナビなどのデバイス評価、車載通信、運転支援技術、自律走行技術などの研究開発での活用を想定、また、吸い出したデータはクラウドにアップロードされ、開発者同士の情報共有を容易にする環境を提供するという。

開発を担当したゼットエムピー(ZMP)技術開発部の篠原隆氏は「具体的には、開発の解析ツールとして使われることを想定しています。地方自治体による道路の混雑分析とか、危険交差点のデータベース化などのアプリケーションに役立てようといった話もあります。重要なのはデータが取れるということで、そのデータの活用の仕方はユーザーや我々のアイデア次第です」と話した。

RoboCar HVの販売価格は1200万円から。現状では、プリウスをベースとしているが、他の車種でも対応可能とのこと。

ZMP・「RoboCar HV」《撮影 椿山和雄》 ZMP・「RoboCar HV」《撮影 椿山和雄》 ZMP・「RoboCar HV」《撮影 椿山和雄》 ZMP・「RoboCar HV」《撮影 椿山和雄》